- 保育士として働いているのが辛い。
- 病院に受診したら”うつ”と診断を受けた
- 仕事が辛いから年度途中退職を考えている…
保育士として働いている中で、業務量の多さや職場での人間関係が悪いなど、様々な理由でストレスを抱えてはいませんか?
ストレスによってうつ病を発症してしまう例は多く聞きます。
私の主人も保育士として働いているのですが、数年前に職場の人間関係が原因でうつ病を発症し、半年ほど休職をしました。
主人は【休職】でしたが、うつ病がきっかけで仕事を退職する人もいますよね。
保育園の場合、1年を通してこども達の様々な成長を見守っていきます。
そのため年度途中に退職をすると、担任を変えなければいけなかったり、他の職員への負担が増えるため、あまり良い印象を受けないと言われています。
しかし、うつ病を患いながらの仕事はしんどいですよね。
この記事では、「保育士が年度途中に退職してもいいの?」という疑問にお答えし、うつの症状が出て辛くなった時の対処法や、休職・退職を伝えるときのポイントをお伝えします。
あなたが今抱えている辛さをどのような方法で解決できるのか?様々な視点からまとめてみました。
ぜひゆっくりと読んでみてくださいね。
保育士の年度途中退職はNG?気にしなくて良い理由
保育士の仕事を年度途中で退職する場合、どのタイミングで伝えれば良いのか気になりますよね。
保育業界では、年度途中での退職は良くないという雰囲気がありますが、実際はどうなのでしょうか?
結論から言うと「気にしなくて良い」です!
なぜこの結論に至ったのかお伝えします。
保育士にも退職の自由はある
『年度末まで退職をしてはいけない』という暗黙のルールが保育業界で言われていることですが、法律で定められたことではないですよね。
ちなみに法律では、『退職する2週間前まで』に退職する意向を示す必要があると定められています。
そのため、「保育士だから…」と必ずしも退職を年度末に合わせる必要はないのです。
周りの反応が気になるかもしれませんが、あなたが「退職したい」と思ったタイミングで上司に伝えましょう。
心身の健康を優先するべき
退職したいと言ったら、周りからどんな反応されるのかわからないから怖い…
「退職」はネガティブに捉えられてしまうため、周りからの反応に怯えてしまう気持ちはとてもわかります。
私自身も前職で働いていた際に、「自己都合で退職したい」と申し出てから退職するまで周りの様子を伺っていました。
しかし、あなたの心身を守れるのは【あなた自身】なのです。
職場の人が守ってくれるわけではありません。
周りの反応を気にする前に、まずは自分自身の心や身体を大切にしましょう!
仕事の代わりは必ず見つかる
あなたの心身を守れるのは【あなた自身】しかいませんが、仕事の代わりはいくらでもいます。
他の職員に引き継ぎを行えば、その職員があなたのしていた仕事をやってくれるはずです。
仮にあなたが退職して、人材が足りていなければ職場は求人を出し、新たな保育士の募集をかけるでしょう。
仕事のやり方がわかっていれば、他の人が仕事できるのです。
「自分が退職したら仕事が回らないのでは…?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
仕事よりも、あなた自身を優先して行動しましょう!
うつの症状が出て辛いときの対処法を解説!
うつ病になりやすい人は、『まじめで責任感が強い人』が多いと言われています。
そのため、おそらくうつの症状がでていても限界がくるまで我慢してしまう人もいるのではないでしょうか?
あなたもきっと、辛くてもまじめに仕事を頑張ってきたんですよね?
今まで辛くてもよく頑張ってきましたね。
でも、限界まで我慢して手遅れになってしまっては大変です。
少しでも「辛い」と感じたら、以下の内容をおこなってみてくださいね。
園長やクラスのリーダーに報告する
1つは、園長やクラスのリーダーなどの上司に相談をする方法です。
「うつの症状がでて辛い」と相談をすることで、業務をサポートしてもらったり、あなたが辛くならないように解決策を考えてくれると思います。
症状が出て辛いことをあなた1人で抱え込んでしまうと、自分自身を責めてしまうことにつながってしまいます。
でも、上司に話すのは勇気がいるかも・・・
上司に話をすることを重く感じてしまうかもしれませんね。
いきなり話をするのが怖いと思う場合は、「ご相談したいことがあるのですが、今週のどこかでお時間いただけませんか?」などと、日を改めて話をしてみるのも良い方法ですよ。
早めに病院を受診する
症状が重くなってから病院を受診するのでは、人それぞれだと思いますが回復までに時間がかかってしまいます。
主人はうつ病が進行し、眠れなくなったり、無気力状態になってから病院を受診したため、回復するまでに時間がかかりました。
「いつもの自分と何かが違う…」と不安に感じたら、病院を受診しましょう。
症状の原因がはっきりわかれば治すために治療を受けることができますし、仮に何も問題がなければ、安心できますよね。
「精神科や心療内科にいくのが怖い」と思うかもしれませんが、自分の悩みや不安を話すことで気持ちが楽になる場合もありますよ。
ためらわずに受診を検討してみてくださいね。
休職・退職を検討する
うつになったきっかけが仕事内容、職場の環境など、今の環境ですぐに改善されないと感じるのであれば【休職・退職】を検討してみましょう。
主人は半年間の休職を得て復帰をしました。
うつを発症したきっかけとなった職員はすでに退職しており、職場環境が変わったことで主人も安心して仕事に取り組むようになりました。
【休職・退職】のワードを聞くとネガティブにとらえられがちですが、そんなことはありません。
あなたが良い方向に歩むためには、良い手段になると思いますよ。
【休職・退職】は前向きに捉えて良いのです。
休職・退職を伝えるときのポイント
「休職(退職)する!」と決めたら、どのように上司に伝えればいいのか悩んでしまいますよね。
上司に伝えたい内容を整理するためにも、ポイントをお伝えします。
ポイントをおさえておくことで、落ち着いてあなたの話したいことが伝えられますよ。
今の辛い状況を正直に話す
正直に今の辛い状況を伝えてみましょう。
言葉の言い回しなど、複雑に物事を伝えるよりも、そのままの辛い状況を話した方が上司に話したいことが伝わるはずです。
- うつの症状が出ていて気分の落ち込みがひどい
- 夜もよく眠れていなくて体調が優れない
- 心身の状態が悪くて仕事をするのが辛い
など。
正直に伝えることで、あなたの今の状況や辛さが相手に伝わります。
ありのままの思いを伝えてみましょう!
あなたがどうしたいのかを明確に伝える
今の辛い状況だけを話すだけでは、今後あなたがどうしたいのかが上司に伝わらない可能性がありますよね。
『辛い状況からあなたがどのように改善していきたいのか』までしっかり伝えることが大切です。
『今後どうしたいのか』までを伝えることで、上司もあなたにとって良い方向に進めるように改善策を考えてくれると思います。
- 体調が回復するまでしばらく休職したい
- 治療(休養)に専念するため退職したい
このように、あなたが今後どうしたいのかを伝えることが大切ですよ。
上司に正直に話すのは緊張するけど、恐れずあなたの思いを伝えてみましょう。
職場のことより自分のことを優先に考える
まじめな人ほど自分のことを後回しにしてしまう傾向にあります。
あなたの人生はあなたが主役です!
職場や仕事が主役ではありませんよね?
今の職場で一生仕事をする可能性は低いと思います。
ほとんどの方は転職や、職場は変わらなくても部署や人間関係など環境が変わっているでしょう。
いつかは今の職場とは無縁になっているかもしれません。
ですが、あなた自身とは一生付き合っていきますよね。
そう考えたら自分のことを優先しても良いと思いませんか?
つい相手のことや職場を優先してしまうと思いますが、1番大切なのは自分自身です。
自分自身を優先して、今後のことを考えてみましょう!
まとめ
この記事では、保育士がうつの症状がでて辛くなった時の対処法、休職・退職を伝えるときのポイント等についてお伝えしました。
この記事を読んでいるあなたは、きっと「仕事が辛い」と感じていますよね?
今の辛い状況のまま、頑張り続ける必要はありませんよ。
あなたはもうすでに十分すぎるほど頑張っています。
誰かに相談をしてみる、または休職や退職の手段をとってもいいのです。
休むこと、辞めることは恥ずかしいことでも何でもありません。
『あなた自身』を最優先し、より良い人生になるように考えてみませんか?
この記事がその後押しになれば嬉しいです。
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